女性にとって出産は、一生に何度も経験できない大きなお仕事です。できるだけ自分らしく、満足のいく出産をするためには、情報をしっかり集め、自分なりの「いい産婦人科病院」を選ぶことが大切です。そのためには、産婦人科病院を選ぶ時のポイントを知る必要があります。
まず一番に大事なポイントは「安全」であるということです。ですが、これは決して産婦人科病院の施設の大きさや、知名度があるかどうかではありません。
たとえば24時間体制であるかどうか?これは大変重要なポイントとなります。
出産の危険は、妊娠中のどの時期にも起こる可能性があり、最後まで気が抜けません。
「万が一」の事態が迫ったことを的確に早く把握し、迅速に対処出来るのが「安全性」に優れた産婦人科病院です。
そして、その「安全な産婦人科病院」としての機能が、診療時間内だけやベテランの産婦人科医がいる間だけではなく、24時間、365日保たれていることが重要です。
夜間や休診日には、産婦人科医がいなかったり、いたとしても経験の浅い医師が一人だけだったり、というのでは「安全な産婦人科病院」とはいえません。
また、お母さんだけでなく生まれてきた赤ちゃんに対する「安全」も大きなポイントです。
多少の問題は、産婦人科で十分に対応できますが、その範囲を超えてしまった場合には、小児科や、産まれたばかりの赤ちゃんを専門にしている新生児科が必要となってきます。特にNICU(新生児集中治療室)があれば、そこは、大学病院も赤ちゃんを送ってくるかもしれないほどの「最高レベルの産婦人科病院」と考えてよいでしょう。
当院には、NICUを2床備えておりますので、未熟児も安心して管理することが出来ます。