欧米では、出産にパートナーが立ち会うのは当たり前のこととされていますが、まだまだ日本では男女ともにためらいがあるようです。
立ち会いをするかしないかは2人が決めることですが、実際に経験した人に聞くと「ふたりで赤ちゃんを迎えられてよかった」という声の方が多いようです。
出産する産婦人科病院の理解や職場の理解も少し進んできて、立ち会い出産の定着度は増しています。万が一途中で心配なことが起きても、パートナーとふたりで医師の話を聞き、一緒に考えてもらえるのも安心ですね。
いてもらってよかったという人の理由はなんといっても「感動が分かち合えたから」のようです。 さらに「そこにいてくれるだけで安心だった」など、パートナーの頼もしさに改めて感動したという人も少なくありません。
立ち会いというと、「パートナーが分娩室で倒れてしまうのでは」という心配をする人も多いと思います。本当に分娩室でフラ~ッと倒れてしまう男性はいるでしょうか?
実はごく稀なことですが、多くの助産師さんがそうした経験を1回くらいはもっているようです。本当は男性はデリケートなんだということを、女性は知っておいてあげましょう。
そもそも出産はリラックスできることが大事ですが、そこに参加するパートナーもリラックスできなければなりません。そのためにはまず、立ち会い出産が多い産婦人科病院を選択することが大事です。そういう産婦人科病院では、医師やスタッフが男性のデリケートな気持ちをよく知っていて、上手にリードしてくれます。他の男性もうろうろしていたりするので緊張がほぐれるでしょう。
当院では、原則として希望者のみなさんに立ち会いを受けられるように配慮しております。 お気軽にご相談ください。